
Ericka Nicolas Begay Summer Accessory Event Vol.3

「Summer Accessory Event」と題しまして、この夏を飾ってくれるインディアンジュエリーアーティスト Ericka Nicolas Begay の作品をご覧になっていただけるイベントを開催いたします。
今回で3回目となるこちらのイベント。
前回はリングを中心とした内容でしたが、今回はバングルとネックレスを中心としたラインナップでお届けします。
期間:7/13(土)〜7/21(日)の10日間
(期間中も営業時間の変更はありません。定休日である水曜日と17日と18日は連休となっておりますのでご注意ください。)
梅雨明けの夏本番前に、スタイルの重要な役割を担うアクセサリー。特に活躍する夏に合わせて、是非一度ご覧になってください。




アーティストプロフィール
Ericka Nicolas Begay(エリッカ ニコラス ビゲイ)
1996年生まれ 現在28歳のナバホ族女性アーティスト。
アメリカの歴史の中で特別な存在といえるネイティブアメリカン。
単純にファッションとして着飾るものではなく、アメリカの歴史の中での重要な存在と歴史が詰まったインディアンジュエリーの伝統や手法に敬意を払いながらものつくりを行なっています。
そのため、近年インディアンジュエリーでもビジネスとしての効率化を求め、機械を多く取り入れることも多くなった今、エリッカニコラスビゲイはシルバーを溶かすところから全ての工程を手作業で行う、伝統的な技法であるインゴットシルバーで製作しております。
機械制作では感じることができない、質感や表情、色味など大きな違いが出てきます。
上の写真で製作しているナバホ族の象徴とも言える「ナバホパール」は、
元々の名前はホーガンビーズといい、ナバホ族の伝統的な半球型住居である“ホーガン”を象った神聖なジュエリーとして大切に受け継がれてきたもの。
(“ホーガン”の入口は必ず、神聖な方角である東向きで、床は土のまま。
母なる大地と父なる空とを繋ぎ神聖なパワーが宿るとされる”ホーガン”はナバホ族を象徴するもの)
現在は真珠のような美しい見た目から「ナバホパール」とその呼び名を変えて現代まで大切に受け継がれてきました。
その製作にはものすごい労力と時間を要するため、現在はほとんどのナバホパールが機械で作られています。アメリカへ行ってもオールハンドメイド(インゴットシルバー)のナバホパールを探すことは難しいほどです。
そんな現代において、ビーズはもちろん、コーンやフックなどのパーツも全てハンドメイドに拘った彼女のナバホパールは大切な伝統に触れることができる唯一無二の作品となります。